ライトついてますか

構成

  • 仕事で直面した課題の解決に至るまでのストーリーと、そこから得られる教訓

参考になった部分

問題とは望まれた事と認識された事の相違である

  • 感受性の方を下げればあらゆる事を問題とは思わなくなる

対策

  • 欲求や認識を変える
    • 待ち時間が長い→毎時間を退屈させない(長いと感じさせない)工夫をする

すべての解答は次の問題の出所

  • 新しい問題は、終わりのない連鎖を織り出している
  • 期待できるのはせいぜい、「解いた」問題がよりやっかいさの少ない問題で置き換えられることだけ
  • 問題の定義が間違っていたときそれと気づくのは、もとの設計者よりは利用者の方

対策

  • 問題の原因を3つ考えてみる
  • 無数にある問題の3つすら思いつかない = 問題を正しく把握できていない
  • バイアスのない外国人や子どもの視点から問題を眺めてみる

問題解決に行き詰まったとき

対策

  • 問いの一部を変えてみる
    • この図はあるものを示している。これは何だろうか?
    • この図はきわめて見慣れないものを示している。これは何だろうか?

冗長に説明するよりちょっと気づかせるくらいの方が良い

  • 「この先トンネルがあるのでライトをつけてください」よりも
  • 「ライトついてますか?」

この問題はどこから来たか?に思いを馳せよう

  • 資格試験も誰かが考えている → 出題者の傾向を推測できる

人は要求したモノが実際に手に入るまで、何が欲しかったのかわからない

  • 実際に身も蓋もない解決策を提示されると、より具体的な要求ができる
    • 「そうは言うけど実際こういう事情があって、、、」

人は順応する

  • 刺激が繰り返されると応答が減少してくる
    • 魚は水のことを気にしない